本を読むじかん

本を読むじかん

わたしには大切なじかんで、本屋も図書館も大好きです。

小説はあまり読まず、エッセイ系の本をよく読みます。

雑誌もいろんなジャンルが好きでファッションや雑貨のページはパラパラ見て

対談やエッセイ系がやはり気になります。

その書いたひとの人となりや生活が垣間見えるのがおもしろいなあと思います。

わたしの亡くなった父はよく本を読んでいました。

小説も週刊誌も漫画もオールジャンル読んでいました。

父や母とよく自転車に乗って近所の図書館に行っていたし、本はよく買ってくれました。

新しい本を読むわくわく感や、本を読んで世界が広がるような感覚、図書館や本屋に両親と行ったときの思い出や本のにおい、すくなからず子供の頃の本にまつわる時間が今のわたしを形成している感じがします。

うちの長男はダウン症です。

ダウン症は知的障害の程度や、全身の筋力の弱さ、口まわりがゆるく舌がでてしまう、口の大きさに対して舌が大きい等様々な理由で個人差がありますが発語が遅かったり、滑舌が悪く聞き取りづらい場合があります。長男も小さいころ口がポカーンとあいていて舌がでていたりよだれが出やすかったりしました。

長男がダウン症と分かったときにわたしもショックで地獄の底に一回落ちましたが、ダウン症についての本をたくさん読みあさり、ダウン症の子のブログを見たり、地元のダウン症の会で先輩たちにお会いして、だんだん目指すところとゆうか自分がどうゆう気持ちでこの子を育てていきたいかのみちしるべになりました。

合併症があまりなく体が健康で、コミュニケーションがとれるといいな・・・

夫婦で話したのはこの2つでした。

子育ての中でたくさん長男には話しかけました。たくさん絵本を読み聞かせました。

口の外側や内側をマッサージをしたり、歌やことばのDVD教材を見せたり

できることをできる時にいろいろしました。

次男を妊娠・出産のときには実母が長男のお世話を手伝ってくれました。

この実母も一方的にしゃべる得意技があるので、長男へ言葉のシャワーを浴びせていました笑。

保育園時代にはご縁があって園で働く言語聴覚士の方に週に1回約3年間、個別にことばの勉強の時間を設けてもらえました。(3歳ころの絵カードでのやりとりからはじめ、就学前には名前をひらがなで書くところまで)

やはり経験のある家族以外の方との勉強だと集中力が増したり、苦手なところ得意なところが客観的に評価やフォローできる気がしました。

そんなこんなで、今の長男は家族間ではコミュニケーションには困りません。

同じことを何度も言ったり、現実とドラエモンの話がごちゃまぜになったりすることもありますが、

夫婦で夢をえがいたダウン症の子供とのコミュニケーションはまずまずです。

小学校にはいるとますます成長して、『おかあさん いつもありあがとう』

『おとうさん いつもありがとう』と突然手紙を書いてくれほほえましいときもあったり、

『宿題は朝やるの!もう、いっつもうるせーなーおかあさん』と憎たらしい口も聞くようになりました。

話が脱線してしまいましたが、本をよむじかんは今も健在中で、車の中でのひとり待ち時間や、

家族が寝静まったあとの夜中のひとり時間によく読みます。

こどもと図書館に行って本を読んだり、外出先でおもちゃは買わないけど本なら好きなの1冊買ってあげるよ!とわたしが経験した親子の本のじかんを引き継いでいます。

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